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■クラブへの提言その8. 市長への提言 |
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■福岡市長候補への提言と質問状 | ||||||||||
<はじめに> 当然ながら11月5日の告示日を過ぎると選挙運動は大変な状況を呈します。現職も含め各候補の皆様に”告示日前”の10月半ば〜下旬にかけ、この機会に候補者として「アビスパ福岡」にどのように関わっていただくかアプローチし、各候補へ当方からの提言と質問をいたしました。 面会時に用意したのはふたつの資料です。 |
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■[市長候補への質問及び新市長の回答] | ||||||||||
2006年11月19日、福岡市長選挙で新市長が誕生しました。 以下は、当方より各市長候補へ質問した内容への吉田宏市長の回答です。 吉田市長には多くの時間を割いていただき、当方が用意した「市長候補への提言」を熱心に聞いて頂いた後、以下のようなご返答を頂きました。 *前市長も含め各候補から回答を頂戴していますが、以下吉田氏による回答内容の全文を報告いたします。 1.アビスパ福岡は市民クラブ(第三セクター)として、スポーツを通して市民の健康や教育に関して長く関わっています。 これについてどう考えていますか? アビスパ福岡が、スポーツ=サッカーを通じて市民に果たしている役割は大きいと思います。しかしながら、チーム強化・市民サービスの面でプロスポーツチームとしてやや問題があり、その大きな要因として「第3セクター」であるという点が大きいと認識しております。 2.アビスパ福岡は今シーズン成績不振に喘ぎ2部降格の可能性もあります。 福岡市の支援は続けていくつもりですか? かりにJ2に降格しても、支援は続けるべきだと考えます。ただし、市の支援のあり方や経営面の問題点を検証し、改善しなければ意味がありません。これまでのやり方がなぜチーム力の強化につながらなかったのか、どうすべきなのかを明確にすることが大前提だと思います。 3.アビスパ福岡は、クラブ幹部がいずれも出向者ばかりで今のところ専任の適任者(GM)も不在です。 また数多くの問題や課題がありながらクラブ運営に継続性がありません。 また経営幹部がサッカー素人であるため、時には一部の歪んだサッカープロの横暴を許しています。 現在(2006年10月現在)のチームの成績低下の要因はこれですが。 数多くのサポーターやファンはクラブ運営に不安を感じています。 少なくともサッカーが好きでサッカーを知ってる専任の担当を置くお考えがありますか? 一般的に、魅力あるプロスポーツチームとなるには、以下の点でそれぞれ専任スタッフが必要と考えています。 @選手を発掘し、育てる A選手の能力を引きだし、ゲームにおける勝利をめざす B広報活動を含めた経営を、継続性・一貫性を持って進める @とAについては、そのスポーツを知っている者を選ばなければならないのは当然です。Bについても、優秀な「経営の専門家」であればそのスポーツのことを知らなくてよい、というわけではないと思います。そういう方は「ファンの視点」が欠けている場合がままあるからです。魅力あるチームをつくるためには経営センスのほかにそのスポーツを愛する気持ちは絶対に必要だと思います。 アビスパ福岡につきましては、直接現場を見たわけではありませんが、いろんな方からお話をうかがったかぎりでは、これらの点について問題があるようです。その根本的な原因が市のチームへに対する考え方にあることも否定できません。金(じつは市民の税金なのですが‥)は出すがチームを職員のポストとしてしか考えていない―ということでは、魅力的なチーム作りなどできませんし、市民の理解や共感を得ることもできないでしょう。 まず市の姿勢を変え、市民から愛されるチーム作りを最大の目標としなければなりません。そのために適材適所で人材を配置し、チームの強化・ファンとの交流などを進めるべきあと考えます。 4.アビスパ福岡のホームスタジアムである博多の森競技場は、スタジアムの一部に問題があり観戦できる環境ではありません。ゴール裏スタンドの改修は必須ですが問題は放置されたままです。 市長候補としてスタジアム改修をする意思をお持ちですか? あります。博多の森競技場に限らず、すべての公的施設は市民にとって使いやすく、かつ安全であるのは当然のことです。多額のお金をかけて建設した後は知らんふり―では、何のためのスタジアム建設だったのか?と問われても仕方ないでしょう。まずは現地を調査し、市民が快適に観戦できるよう、改修・改善したいと思います。 |
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